標語とスローガン

夏季の安全スローガン

夏季(夏の季節)における安全スローガンのテーマは、言うまでもなく暑さへの対応ということになります。

具体的にはどうかというと、暑さで注意力が散漫になりがちのところを「気を引き締めて」、というものが一つ。そして、健康上は無理は禁物で、特に「熱中症(ねっちゅうしょう)に注意を」といった内容のものがもう一つ。この2つがほとんどと言って良いでしょう。

私の職場では夏の時期必ず、現場作業の方々に「塩飴(しおあめ)」と「ドリンクの粉末」が配られ、熱中症対策、熱中症対策と騒然となるのが常であります。

夏季の安全スローガンは健康管理が肝(きも)

健康管理の不行き届きで体調を崩しやすいのも夏(夏季)の特徴で、これが現場で働く多くの人に熱中症をもたらすケースが多いのです。

水分と塩分の補給や食事をしっかり摂ること。そして、十分な睡眠を確保することが夏場の健康管理の基本となります。この健康管理に「気を引き締めて」臨めば、しっかりとした熱中症の予防にもなるのです。

健康管理に「気を引き締めて」臨める人は、自己管理ができる人であって、職場にあっても、人から言われることなく、業務に対して「気を引き締めて」臨んでいるものです。

暑い夏 「できる人」とは健康管理ができる人(筆者)

これは、スローガンというより「標語」的な表現ですが、出来の良し悪しはともかく、夏場、元気に仕事に臨む上での本質ではないでしょうか。

夏場(夏季)の安全スローガンを作ろう(作成しよう)

株式会社エレックス極東の「夏季 安全スローガン(安全作業について)」より引用した安全スローガンに-
『こまめな休憩心がけ 無理をしないで熱中症予防』
という作品がありました。

スローガンとは、皆が共有する目標を短文にしてアピールするものです。

参考のページ:安全標語と安全スローガンの違い

この作品の場合、「熱中症予防」がその「共有する目標」にあたります。その目標実現のための具体的なアドバイスが「こまめな休憩心がけ 無理をしないで」という表現になっています。

夏季の安全スローガンで熱中症の予防は鉄板のテーマであり、これをどうアピールするかが腕の見せ所となります。

水分・塩分の補給、食事、十分な睡眠。これらの「アイテム」をどう「熱中症」に結びつけるかということになるでしょう。

引用作品では、「こまめな休憩」とありますが「こまめな水分補給」の重要なことです。また、「無理をしない」ということは、「無理をさせない」ことでもあり、職場における相互の配慮・心がけとして重要なことです。

夏季の安全スローガンの目標(テーマ)を「熱中症予防」と決めて臨めば、以上の事柄を念頭に、いろいろな「夏季の安全スローガン」が出来上がると思います。

夏季の安全スローガンを全国安全週間の歴代スローガンを参考に

全国安全週間といえば、毎年の7月1日からの一週間を指し、まさに夏場の一週間です(その前月の6月いっぱいが「準備期間」)。この安全週間に臨むにあたり、毎年一つ「安全スローガン」が決められます。職域・現場の安全目標はあくまでも「ゼロ災害」であり、全国安全週間の歴代スローガン(中央労働災害防止協会公表)のテーマもまさにそれです。

どれも優秀な作品です。表現方法を参考に、「ゼロ災害」を「熱中症予防」に置き換えて、夏季の安全スローガンを考えてみてはいかがでしょう。

ともあれ、現場での熱中症の発症が「ゼロ災害」の脅威であることは言うまでもありません。

中災防(中央労働災害防止協会)公表
全国安全週間の歴代スローガン
http://www.jisha.or.jp/campaign/anzen/slogan.html