お正月の穴場ってない?とは過日の友人との会話。[正月の穴場]ではなく、[お正月]と彼がいうところに若干の違和感を感じましたが、世には[お正月]という一つの単語としてふきゅうしているのかな・・と自己弁護。お正月に穴場というからにはどこかの場所を指していることは間違いないと思いましたが、どんな目的でいくための場所を探しているのか?友人のその質問では判然としないので、そこでその点を聞いてみると~
お正月の穴場を演出して
『今度のお正月は家に居ないで他所でお正月気分を味わいたい。できれば近場で』ということでした。
やはり、世の人の多くが「お正月の穴場」というと、友人のように、正月のお出かけ先ないしは、旅行・宿泊先を指しているのかなと思った次第です。
筆者は若かりし頃、お正月にデートを慣行したのですが、あえて人の集まるところを避けて、寒さは覚悟の上で【ウォーターフロント】を選んだことがあります。冷えた体にあったかいラーメン(やっている店があった!)がおいしく、楽しいデートでした。そんな感覚(価値観)の筆者故、【お正月の穴場】と言ってもピンとこなかったのかもしれません。
お正月のちょっと変わった穴場
お出かけ先に特化した穴場探しはさておき、こんな所にも穴場が・・というお話です。
懐石料理はお値段が高いもの、という規定概念がありますが、お正月のホテルや旅館で出す懐石料理は企画ものなので意外とリーズナブルです。どうせお金を出すというのであれば、かんりの確立で得られる【穴場感】であろうと思います。
昨今、年末年始営業の飲食店舗が増えています。家系ラーメン店やうどん店もその例に漏れません。そしてこれらはお正月から混雑必至。そこでイタリアンはどうか。意外と空いているようです。
お正月の穴場も消費とは逆の発想に立つと、また別の穴場があります。年末年始のアルバイトです。年末年始という世の中がお休みしている時を、あえて狙う人もいますが、平時に比べれば求職数は少なく、求人側も特別手当などを用意しています。これをお正月の穴場と言わずしてなんでしょうか。
ちなみに、年末年始、彼女と二人でアルバイトに汗をかき、正月の混雑が落ち着いた頃に、そのお金でデートという人もいます・・。